【柏羽藤署】第24回署内警防技術指導会を実施しました。

更新日:2024年12月26日

ビル1階玄関から消防隊3名が消防ホースを携えて屋内進入する様子

令和6年11月14日(木曜日)から11月19日(火曜日)までの期間に

大阪南消防組合柏羽藤消防署において「第24回署内警防技術指導会」を実施し、柏羽藤消防署の消防隊12隊48名が参加しました。

なお、出場人員は【小隊長、機関員、隊員1、隊員2】の4名で1隊とします。

 

※ 柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部から通算して24回目の開催です。

署内警防技術指導会の目的

本指導会は、最先着隊の消防活動の強化を図るとともに、災害現場での経験が不足している若手職員の技術向上を目指し、安全・確実・迅速な消防活動ができることを目的として行っています。

 

訓練の想定

「木造3階建住宅3階から出火、建物南側3階開口部から少量の火煙が噴出し隣接建物への延焼危険がある」との想定で、隣接建物の延焼防止および燃焼建物の3階火点の制圧による消火完了までの活動を厳しい審査のもと行いました。

開始報告〜出場〜操作始め

訓練開始の報告の様子

消防署長に訓練開始の報告

隊員4名が乗車した消防ポンプ自動車が火災建物へ向かって走行している様子

火災想定場所の訓練棟へ出場

審査員が赤旗で訓練開始の合図を送る様子

赤旗の合図で「操作始め!」

​​​​​​下車〜ホース延長〜延焼防止

消防ポンプ車から隊員4名が下車して訓練を開始する様子

下車し、ホース延長の準備

隊長と隊員1名が消防ホースを携えて火災建物へ駆け出している様子

小隊長が分岐管を持ち、隊員1はホースバックを搬送

隊員1名が消防ホースを消防ポンプ車から火災建物に向けて延ばしている様子

隊員2がホース延長し、機関員は送水準備

隊員がホースを抱えて駆け出している様子

隊員2が分岐管までのホース延長

隊長が火災の状況を把握するために火災建物の周囲を一周して確認している様子

小隊長が火災建物周囲を確認し無線連絡を行う

ポンプ操作員が消防ポンプ車から延びている消防ホースに送水している様子

機関員の送水操作

隊長が隊員2名に消防ホースを配備する位置を指示している様子

小隊長が隊員1と2に延焼防止のため、分岐管より先のホース延長の指示をする

隊長と放水隊員1名が隣接する建物への延焼防止のために消防ホースを携え駆け出している様子

小隊長と隊員1が延焼防止に向かう

火災建物3階から噴出している火炎に隊員1名が放水している様子

隣接建物の延焼防止のため放水

屋内進入準備〜屋内進入〜標的落下

火災建物の玄関から3階の火災室へホースを延長するため地上で隊員がホースを延ばしている様子

延焼防止の後に屋内進入準備のため、新たにホースを延長する

玄関の前で隊員が消防ホースに水を通してホース内に充満させている様子

隊員1と2が協力し屋内進入の放水準備が完了

煙が充満している火災建物内に進入するために空気呼吸器を隊長と隊員2名が着装してる様子

小隊長の「進入準備、面体着装」の指示により空気呼吸器の面体(マスク)を着装する

隊長と隊員2名が火災建物玄関から3階へ消防ホースを携えて進入している様子

小隊長が「屋内進入」の指示を行い、屋内進入

隊長と隊員1名が火災建物の階段をホースを携えて駆け上がりもう一人の隊員が玄関から消防ホースを引っ張っている様子

火災室の3階居室前までの放水体形を整える

火災建物3階の火災室に進入して天井に放水している様子

小隊長が火災室の3階居室の熱気確認後に「屋内の冷却注水」を指示し、天井へ冷却注水を行う

隊長と隊員2名が火災建物3階の火災室内に進入している様子

小隊長が「屋内進入」の指示を行い、隊員1と2が協力し屋内進入

火災建物3階の火災室内で放水している様子

標的に向かい放水

火災建物3階から放水している水柱を地上から見ている様子

2枚の標的が落下すれば消火完了となり訓練終了

終了報告

訓練終了の報告の様子

消防署長に訓練終了の報告

今後も、住民が安心・安全に暮らせる街を目指し、火災現場での消火技術の向上を図るとともに、日夜訓練に励み、努力いたします。

この記事に関するお問い合わせ先

大阪南消防組合 柏羽藤消防署
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大阪府藤井寺市青山3丁目613番地の8
電話番号:072-958-9939
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