令和7年消防出初式を行いました

更新日:2025年01月28日

「河内長野市」「河内長野市消防団」との共同開催

令和7年1月12日、河内長野市大師町にある、大師総合運動場で消防出初式を行いました。

消防出初式は、年始に行われる消防の代表的な行事です。河内長野市を管轄する「河内長野消防署」と「河内長野市」「河内長野市消防団」が共同で開催しました。

消防車両や職員の行進のほか、救助隊による訓練の披露、消防団による一斉放水などの訓練や、消防車両の展示を行いました。

 

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消防職員、消防団員、消防車両による行進を「分列行進」といいます。

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行進を終えた消防職員や消防団員、消防車両が整列しています。

並んでいる人数は300人以上、車両は20台にもなります。これだけの人数が一度に集まるのは消防出初式だけです。

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救助隊による訓練の披露を行いました。

訓練の想定は、「建物屋上で建設工事作業中の作業員が負傷し、身動きが取れないため救助を要請」というものです。

屋上から1階までは階段で降りれば?と思いますよね。

ですが、たとえば工事中の建物だと安全に運ぶことができない場合もあります。

負傷者の状態によっては揺れや長時間運ばれることが症状の悪化を招くこともあるので、現場の隊長は負傷者の負担にならないよう、早く救出する方法を隊員に指示します。

その時、隊員はどのような方法を指示されても、すぐに対応できるよう普段から訓練をしています。

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屋上から安全に降ろせるところまでロープを張って、救出します。

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無事、救出できたことを署長へ報告し、訓練終了です。

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続いて、消防団による一斉放水を行いました。

消防団員は、普段はそれぞれ別の仕事をしていますが、区域内で火災や風水害などの災害が起これば、消防署と協力して市民の生命や財産を守る活動をしています。

そのために普段から放水などの訓練をしています。

 

放水をするには、ポンプ車を操作して水を送る人、筒先を持って水の圧力に耐えながら火を消す人がいて、それぞれにテクニックや隊員同士の連携が必要になります。

一斉に放水するのにも普段の訓練があってこそなのです。

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たくさんの方に来ていただきました。

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消防車両との記念撮影

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ご来場、ありがとうございました。

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大阪府河内長野市小山田町1663番地の3
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